20160315快眠&美肌&血圧対策に甘酒の秘密
Last update 20160407
◆◆◆◆◆2016年 3月 15日 ≪林修の『今でしょ!講座』≫より◆◆◆◆◆
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名医たちが認める!最強栄養ドリンク『甘酒』★★★★★ ㊙成分&飲み方で、免疫力UP・快眠・血圧対策
医者軍団も認めた、甘酒成分の凄いパワー!
■甘酒の成分に秘められた5大パワー!
1)免疫力アップ 善玉菌 消化器内科
2)血圧上昇抑制 ペプチド 血圧専門医
3)睡眠不足解消 清酒酵母 精神科
4)肌荒れ対策 善玉菌 形成外科
5)目の下のクマ対策 眼科
甘酒の成分は非常に繊細なので、飲み方に注意が必要!!
甘酒パワーを無駄にしない正しい飲み方も伝授!
■そもそも甘酒って何?
甘酒をよく飲む名医
芝大門 いまづクリニック 院長 今津 嘉宏 先生
甘酒は飲む点滴と呼ばれている!
その意味としては、2つあって
1.甘酒に入っている主な栄養素
ビタミンB群
アミノ酸
ブドウ糖
オリゴ糖
など、栄養素がたっぷり!
2.体に吸収されやすい
点滴は血管に直接管を入れて点滴をするとすぐ元気になる。甘酒も吸収率が良いという点 で飲む点滴と言われていると思われる。
◎甘酒は2種類ある
日本酒を作る時に搾った残りかすの酒かすと、米に米麹を混ぜて作る方法と2つある。
【『酒かす』での甘酒の作り方】
酒かすとは、日本酒を精製した際に残る搾りかすのようなもので、栄養がたっぷり入って いる。
・酒かすにお湯、砂糖、塩を加えて、溶けるまでかき混ぜる
・それに日本酒を加えれば完成!
【『米麹』での甘酒の作り方】
・水洗いした米に麹菌を付ける
・4日間かけて甘みを生み出す麹菌が、麹になるまで繁殖させる
・蒸した米と米麹を混ぜ合わせ、10時間寝かせる
・沸騰したお湯の中に甘酒の原液を入れ、煮立ってきたところで塩を入れ、甘みを引き立 てれば完成!
原 料 酒かす 米 麹
値 段 安 い 高 い
アルコール 有 無
名医に聞いた!甘酒成分、何がスゴイ!?
■睡眠にも詳しい精神科医の名医が認める『甘酒』のスゴイところ!
杏林大学医学部 附属病院 精神神経科 教授 古賀 良彦 先生
甘酒の清酒酵母で、睡眠の質を上げる!ただし、飲む「時間」が大事!
甘酒は質の良い睡眠をとるのに非常に良いと思う!
◎質の良い睡眠に効果が期待できるのは?
名医が飲んでいるのは、清酒酵母が入った酒かすの甘酒
近年、筑波大学と大手メーカーの共同研究で、酒かすから出来た甘酒は、睡眠をよくする ことが分かった。
酒かすの甘酒には、清酒酵母が豊富に入っていて、この清酒酵母に、頭の中で深い眠りを 作る脳内物質「アデノシン」を活性化する働きがあると言われている。
その実験は、清酒酵母を摂取した人達と、摂取しなかった人達の、睡眠の質を比較したも ので、その結果は、清酒酵母を摂ったグループが、質の良い睡眠時間が10~20%増え た。
清酒酵母は、日本酒の中より搾りかすの方に多く残るもので、酒かすの中にたくさん含ま れているので、これで作られた甘酒は、睡眠の質を高める効果が期待できるそうです。
【夢を見ている時】
レム睡眠の状態で、完全な休息ではない
【質の良い睡眠とは】
声を掛けても起きない。体が完全に休息している状態
質の良い睡眠は、4つの良いことがおこる!
質の良い睡眠がもたらすメリット
1.脳や体の機能が一旦停止して、リフレッシュ効果がある
2.記憶を整理整頓
3.成長ホルモンが分泌して体を修復
4.免疫力が上がる
◎飲むタイミングと摂取量は?
今津先生によると
飲む時間 ⇒ 寝る1~2時間前
摂取量 ⇒ コップ1杯(200cc)程度
精神科医オススメ 『酒かすの甘酒』
清酒酵母が豊富で
質の良い睡眠を作りやすい!
※効果には個人差があります。
アルコールの弱い方は、飲むのをお控えください。
■血圧の専門医が認める甘酒のスゴイところ!
◎甘酒のペプチド、血圧との関係は?
東京女子医科大学 内科学(第二)講座 主任教授 市原 淳弘 先生
甘酒のペプチドで血圧上昇を抑える。ただし、飲む「温度」と「時間」が大事!
様々な栄養成分が吸収されやすい形で含まれている。そういう面では甘酒は素晴らしい栄 養食品だと思う。しかし、カロリーもあるので飲む量を、気を付けなくてはならないし、 甘酒の中に含まれる成分は非常に繊細なので飲み方に気を付けなくてはいけない。
先生がオススメなのは、ペプチドの入った米麹の甘酒
◎血圧上昇を抑えるのに効果が期待できるのは?
米麹の甘酒は、ペプチドで血圧の上昇を抑える効果が期待できる
◆そもそも血圧は何故上がるのか?
血液の中には悪さをしないホルモン(アンジオテンシン1)がたくさん含まれている。こ の状態であれば何ら問題はないが、ストレスや肥満、あるいは食塩を摂り過ぎたりすると、 ACEという酵素が元気になって、アンジオテンシン1というホルモンを、悪い働きをする ホルモン(アンジオテンシン2)に変えてしまう。このアンジオテンシン2というのは、 血管を収縮させ、しかも本来、尿から出るはずの塩分を血液の中に溜め、結果、血圧が段々 上がっていく、これが高血圧を起こす仕組みの一つ。
◆米麹の甘酒に含まれるペプチドは血管の中で何をする?
ペプチドと言う甘酒に含まれる成分は、血管の中でACEという酵素が悪いホルモンアンジ オテイシン2に変えるのをブロックしてくれる。その結果、血圧の上昇にブレーキをかけ る。ただ甘酒は薬ではないので、甘酒を飲んだら急に血圧が下がることはない。
どのくらいの期間飲むかと言うと、個人差があるので早くて3カ月、長くて半年くらい。 血圧の原因は他にも様々あるので、血圧の高い人はまず専門医にかかりましょう!
■免疫力アップが期待できる、内科医がやっている甘酒レシピ
◆名医がやっている効果UPレシピとは?
ジンゲロンが入った生姜をプラス!
生姜にはジンゲロンなどの辛味成分が入っていて、末梢の血管を開いてくれ血流を良くし て血圧を下げる効果が期待できる。但し、ただおろすだけでなく生姜のおろし方にもポイ ントがあり、実は、生姜の皮の成分(ジンゲロン)にも利尿作用があって、尿で塩分を排 出する成分が含まれているので、生姜の皮の成分ジンゲロンと一緒にすった生姜を甘酒に 混ぜることで血圧を上げにくくする効果がより期待できるそうです。
市原先生によると飲むタイミングは、
血圧を上げるホルモンは、日中よく働くので朝飲んだ方が良いと考えられるそうです。
栄養が豊富で吸収されやすい、そんな甘酒にも意外な落とし穴が!?
米麹の甘酒の成分は、高い温度に弱いので、温めすぎると甘酒の成分が壊れるため、常温 か冷やして飲むのがオススメ!
甘酒にはペプチドの他にも消化酵素が含まれている。
消化酵素というのは、食べ物を体が吸収しやすいように分解してくれる働きを持つ。
温めすぎずに常温か冷やして飲みことにより、しっかりとした消化酵素の効果が発揮でき る。
実際に「常温の甘酒」と「温めた甘酒」で、消化酵素の働きを実験!
電子レンジで約85℃まで温めた甘酒と、常温の甘酒を澱粉が入ったシャーレに投入。こ こに消化酵素の働きを調べる特殊な試薬を入れる。
消化酵素が働いているとシャーレの澱粉が分解されて白くなる。
比べてみると常温の甘酒の方が、消化酵素が働いているのが一目瞭然!
血圧の専門医オススメ!『米麹の甘酒』
を、朝に冷やして飲む
ペプチドが豊富で血圧上昇を抑える効果が期待!
生姜をプラスして効果UP!
※効果には個人差があります。
■甘酒の凄さが分かる甘酒ヒストリー
◎甘酒の歴史を学ぼう
甘酒の季語は夏!甘酒は冷たくして飲む飲み物だった!
甘酒と聞くと温かい飲み物というイメージですが、江戸時代には夏バテ防止の冷たい飲み 物だった。クーラーも冷蔵庫も無かった江戸時代に、夏バテを防止するために栄養分、水 分を良い形で吸収させるため編み出されたのが米と麹で作る甘酒だった。この甘酒は実は 古墳時代から飲まれていたといわれていて、日本書紀に出てくる「天甜酒(あまのたむさ け)」が、甘酒の起源だと言われているそうです。
■眼科の名医が認める甘酒のスゴイところ
近年、甘酒に関するある研究結果の発表が!
東京工科大学 応用生物学部 教授 前田 憲寿 先生
酒かすと米麹を使った甘酒を飲むことによって、目の下のクマが改善したという結果が出 ている。
前田先生によると
どの成分が改善させたかは、現在研究中!
眼科医オススメ 現在研究中
◎甘酒の成分で目のクマが消えた!
血流が改善して目の下のクマが取れたのではないか?
酒かす&米麹を合わせたもので実験し、目のクマにどの成分が効果があるかは研究中!
そもそも、目の下にクマが出来るのは、睡眠不足などで血液の流れが悪くなることが原因。
また、目の下の皮膚は薄いため、流れが悪くなった血の色が見えやすいのだそうです。
これが甘酒の効果で血の巡りが良くなって色が薄くなると思われる。
今津先生によると
実験の結果から継続して飲むと、効果が期待できる可能性がある!
眼科医オススメ 『酒かす&米麹の甘酒』
現在研究中
甘酒成分が目のクマを消す!
※効果には個人差があります。
アルコールの弱い方は、飲むのをお控えください。
■消化器内科の名医が認める甘酒のスゴイところ
消化器内科医オススメ 甘酒の善玉菌で免疫力UPが期待!
おおたけ消化器内科クリニック 院長 大竹 真一郎 先生
甘酒はお米を米麹によって発酵させた発酵食品なので、善玉菌を取り入れやすく腸内環境 を整え、免疫機能を高める効果も期待できるそうです。
◎因みに、免疫力UPに効果が期待できるのは?
米麹の善玉菌
甘酒の善玉菌で免疫力UP!?
名医が徹底レクチャー
人間の体の免疫は、色々な形で働いているが、実は体全体の免疫細胞の約60%は腸にあ ると言われている。集まっている免疫細胞を甘酒の善玉菌が活性化させる。
甘酒を飲むことによって、善玉菌が増えてくれる。間違えてはいけないのが、腸の中は限 られたスペースの中で、菌の数は決まっていて、善玉菌の割合が増えてくれるから体の状 態が変わってくる。ですから、この善玉菌を増やすことは、体にとって非常に有効である。
◎甘酒の中に善玉菌がいるのか?それとも甘酒が善玉菌が増えるのを助けるのか?
これは、両方の意味がある!
甘酒はブドウ糖など栄養素が豊富で善玉菌に対しても、いろんな栄養を与えてくれている。 中でも特に麹を使ったものは、それ自体が善玉菌なので、この善玉菌が腸に届くと全体の 中で割合が増える。
元々、自分が持っている善玉菌も元気にしてくれるし、外からくる善玉菌も助けてくれ、 トータルで体の状態が良くなる!
今津先生によると
免疫力UPの効果を試すなら、まずは1週間継続して飲むのが良い
◎効果はどうやって実感できるのか?
体の中から変わっていくので、便通が改善されるのは大前提で、体温が上がってくる。
◎デメリットはないのか?
甘酒の栄養が、どれほど効果があるか、まだ分かっていないことも多い!
消化器内科医オススメ 『米麹の甘酒』
善玉菌が増加
体の免疫力UP
※効果には個人差があります。
■形成外科の名医が認める甘酒のスゴイところ
形成外科医オススメ 甘酒の善玉菌で肌荒れ予防に期待!
東京警察病院 形成外科 澤田 彰史 先生
麹菌が悪玉菌を減らし、善玉菌を増やしてくれるので、結果的に活性酸素が減り、肌荒れ、 肌の老化の予防が期待できる。
◎肌荒れ予防に効果が期待できるのは?
米麹の善玉菌
腸の中は、菌が生息できるスペースが限られている。10なら10人の菌がいて、その割 合が変わる。五分五分、1対1にしないで、なるべく善玉菌の割合を増やすのがポイント!
腸の中には善玉菌や悪玉菌が共存し、少し善玉菌の方が多いくらいが体にはいいのですが、 悪玉菌が増え過ぎてしまうと、体に悪影響を及ぼす活性酸素が増えてしまうのだそうです。
活性酸素とは、肌のシミやニキビの原因になるもの。
この割合を減らすことができれば、体全体で起こる活性酸素の量を減らすことができるの で、肌が良くなる!
◎活性酸素には良い部分はないのか?
実は、活性酸素は消毒薬みたいな働きを持っているので、いい方に働けば殺菌作用で悪い ものを壊してくれるが、これが出過ぎてバランスを崩すと、逆にいい細胞まで壊してしま う。完全に無くなればよいというものでもなく、バランス!腸の中の悪玉菌がゼロになら ないのは、何か意味があると思われるそうです。
◆効果UPが期待できる形成外科医がやっている甘酒レシピ
名医のレシピ
【イソフラボンが入った豆乳をプラス】
豆乳に含まれる大豆イソフラボンという成分は抗酸化物質で、抗酸化物質は、活性酸素を やっつける働きをする。
名医の甘酒レシピ
・甘酒と豆乳を1:1の割合で混ぜる
好みで割合を変えてもOK!
豆乳の中には、ビタミンB群が、さらにたくさん入っている。
ビタミンB群は、細胞の修復過程で再生をしてくれるので、シミやシワの改善に相乗効果 が期待できる。
形成外科医澤田先生によると
抹茶×甘酒
きな粉×甘酒
等の組み合わせは、食物繊維も一緒に摂れるからオススメだそうです!
形成外科医オススメ 『米麹の甘酒』
善玉菌が豊富
肌荒れ予防に期待
豆乳プラスで効果UP
※効果には個人差があります。
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